刑務所薬剤師募集TOP >> 刑務所の薬剤師の転職の基礎 >> やりがい
刑務所で働く薬剤師のお仕事には、たくさんのやりがいがあります。まず一つ目は、刑務所は国の予算で運営されている国家施設のため、一般的な調剤薬局のように新薬からジェネリックまで患者さんのニーズに合わせて多種多様な選択肢の中から選んで調剤できるというわけではありません。調剤することができない薬剤はとても多く、それまでの職場では調剤していたものでも刑務所勤務では取り扱うことができないものがたくさんあります。そのため、限られた選択肢の中から受刑者のニーズを満たすことができる薬剤を調剤することが刑務所勤務の薬剤師に求められるスキルで、調剤業務に関してはより高い専門性やフレキシブルさを身に着けることができます。薬剤師としてワンランク上のスキルを身に着けることができるという点で、大きなやりがいを感じることができるお仕事なのではないでしょうか。
また、刑務所で働くお仕事は、たくさんの薬剤師が年功序列で働いているというわけではなく、最低限のギリギリの人数で切り盛りしている環境で働くことになります。そのため、一人一人の薬剤師に任せられる仕事の幅は広く、責任感も大きくのしかかることになります。調剤薬局や院内薬局で働いた経験がある人にとっては、経験やスキルに合わせて限られた職務しかこなすことができなかった職場環境から、自分で考えながら行動しなければいけない職場環境で働くことになり、責任感や職務の幅という面で大きなやりがいを感じることができるでしょう。
一般的な調剤薬局や院内薬局では、忙しければ残業しなければいけなかったり、処方箋が終わらなければ休日出勤して仕事を終わらせなければいけないことは珍しくありません。しかし刑務所で働くお仕事は、基本的には平日の昼間のみで、残業や休日出勤はほとんどなく、家庭や育児などと仕事を両立しやすいお仕事としても人気があります。もしかしたら今日残業になるかもしれないという精神的なストレスを感じることなく働けるということは、勤務時間は仕事だけに思う存分集中することができることにもつながりますし、オンとオフを分けて生活しやすいという点で、大きなやりがいにつながるのではないでしょうか。
薬剤師の仕事に限らず、どんな仕事でもどこにやりがいを感じることができるかは個人差があるものです。自分自身のライフプランやライフステージに合わせて、やりがいを感じられる部分を見つけて働くことは、毎日の仕事をより充実させて楽しく働くためのコツなのかもしれませんね。
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